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世界一美しい(?)周期表

 2007-02-11
Poster2_2000_low.jpg
実物写真で出来た周期表。何年掛かって集めたのかという・・・・・
ポスター、マットなどがここで買えるらしいが
とりあえずPCの壁紙にして楽しむがいいさ。

ちなみにSlashdotの記事でには「Cdがカドミウムで出来た魚(汚染?)」という指摘。
たしかになー。ナイスなブラック度合いですな。
他にもTc(テクネチウム)は用途を知ってないと意味不明だとか。

ちなみに現物が撮影できそうもない放射性元素が、人物写真なのだが
ノーベリウム(102番)の写真、目を見開きすぎですから!
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Mars Global Surveyor共同捜索作戦

 2006-11-29
MGS

ついに寿命を迎えつつあり、行方不明となったMars Global Surrveyor。
NASAは「あきらめない」と言っていたが、
ESA(ヨーロッパ宇宙機構)に捜索協力を依頼したらしい。
ESAは Mars Express という火星調査衛星を擁するので、コレを使って
捜索しようということ。

ちなみに火星探査計画は結構あって、Mars Odysseyというのもあるし
火星表面にも2台の探索機が降下調査中。

つまり結構あるのだけど、すばらしいと思うのは
多くが想定していた寿命を超えて稼働し続けていること。
この裏には、各宇宙機構の大変な努力が隠れている。
冒頭の「あきらめない」精神こそがこれを可能にしているのだろう。
そのためには、ESAにだって躊躇なく依頼する。
きっとESAも、躊躇なく必ず協力するのだろう。

科学には、国家の垣根を軽々と越えていく力があると思う。
そうじゃない時もあるけど、やはり根本は「国境なし」なのだ。

人はそうやって一つとなり、高みを目指すのだろう
宇宙関係のニュースは、常にそういう思いを感じる。

ちょっと感動的だと思う。
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ハッブル、ダークエネルギーが90億年前からある証拠を観測

 2006-11-17
cosmic tug of war
宇宙年齢137億年のうち、少なくとも90億年前にはダークエネルギーが存在していた・・・・
という証拠をハッブルが観測。

毎度のことながら超遠方天体・・・今回はsupernovaeだから超新星かな?
ともかく90億年前ぐらいの天体で、その明るさを測定したら
アインシュタインの宇宙項で予測される膨張の傾向を見せている、
というわけだそうな。

それがダークエネルギーによるものだ(と仮定して)、
つまり90億年前にはすでにダークエネルギーがあったと。

ということで上はNASAから持ってきた、宇宙膨張の模式図。
宇宙には収縮期があったように描かれている。
要するに宇宙の物質(含:ダークマター)重力により収縮が始まり
その後ダークエネルギーが勝って再度膨張期に入ったとなる。
これが50~60億年前だと書いてある。

で、今は加速膨張している(これは以前からそういう証拠が提出されている)。



やっぱりハッブルは楽しい新事実を提供し続けてくれる
宇宙物理学のヒーローですね。
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チャンドラが捉えた超新星爆発

 2006-11-16
カシオペアA

アメリカのチャンドラX線宇宙天文台(要するに天文衛星)が捉えた超新星爆発。
高速電子線が飛散する様子が写っている、、、らしい。
NASAのニュースリリースはここ。といっても今は、トップページから写真見たほうがきれい(笑
ハーバードにもチャンドラHPがあるのでそちらもどうぞ。

いやぁ、しかしどうしてNASAの写真はいつもこんなに美麗なのか。
天文学や宇宙物理を志す人間が増えそうに思うもんなぁ・・・・
JAXAも見習ってくれぃ!がんばれJAXA!
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実証論と実在論

 2006-11-15
昨日の書評で実在論と実証論という言葉を使ったので、
それについて少し長文だが書いてみる。

基本的に哲学・思想のことで
実在論:そこに実在する
実証論:実在するか否かはどうでもよく、結果が説明できればよい

実在論:シュレディンガー、ド・ブロイ、ボーム、アインシュタイン、ペンローズ
実証論:ボーア、ハイゼンベルグ、マックス・ボルン、ホーキング

実在論:森は、見ていなくてもそこにあるのです
実証論:森は、見ていないときは、あってもなくても問題ない


ここまでは、まあ普通の人は「実在論」だろう。
しかし次はどうか。人により少々違う結論だ。

実在論:胡蝶の夢は、あくまで「私」がみている
実証論:胡蝶が私の夢をみていても、逆でも、矛盾なければよい

そしてここからだ。

実在論:「光は粒子であり、波動である」のは、真の姿があるのでは?
実証論:それで結果を説明できるからいいじゃないか

実在論:シュレディンガーの猫が「死んでいて同時に生きている」のは異常
実証論:実際、確率論的に結果が正しく導かれるからいいじゃん

いよいよ意味不明になってくる。
更に
「光だけでなく、物質もまた波であり、同時に波動である」ことや
「波動関数」(不確定性原理)について

実在論:物質波は、「真の姿」の近似に過ぎない
実証論:物質波はただの道具。結果は正しいのだから真の姿なんて無意味

実在論:波動関数は、「真の姿」の近似に過ぎない
実証論:それもただの道具だから、そんなの考えても無意味だって


・・・さて。まったく意味が解らなくなってきたであろうか?

実例で、不確定性原理について。
================================
電子のような素粒子レベルでは、
「位置」と「速度」を同時に測定することはできない。
位置を正確に測れば測るほど、速度がわからなくなる。
速度を正確に測れば測るほど、位置がわからなくなる。

究極的に、位置を「完全に」測ったとしたら
速度は「ゼロから無限大」の間でまったく不明になる。

このため、測定前の素粒子の状態は、我々の理解を超えた何かの状態を
とっているように思える。
================================

ちなみに、上記の実例として液体ヘリウムがある。
液体ヘリウムは、絶対零度でも常圧では液体のままなのだが、
1:温度が低い=運動してない=速度が低い状態でほぼ確定
2:よって位置がかなり不確定=なんか振動しているようで固定しない
3:固定しない=固体になれない=液体のまま
と説明できるのだ。これを零点振動という。



重要なのはここからだ。
上記の内容、感覚的には理解しがたいはずだが
まさにその「理解しがたいこと」に対する解釈方法について、
双方の論者はたとえば下記のように考えるのだ。

実在論者:
両方を同時に計測できないのは、我々の理解が足りないからだ。
「位置と速度」を測定する前には、
なんらかの「真の姿」があるのではないか。
だから、「位置と速度」を扱う不確定性原理は、単なる近似論で
本来の究極理論があるはずだ。

実証論者:
真の姿があるかどうかは、まったく意味のないことだ。
実際上、不確定性原理で、完全に正しい結果が導き出せるのだから
それで何の不都合があるのか。
現実とは、我々が実際に目にして「認識」したものをいうのだ
認識(つまり測定)する前の状態など、無意味な幻だ。


・・・・・・さて。
常識的には、実在論の立場をとりたくなる。
しかし、近年の物理学は、「常識的に理解できない」ことが多いため
実証論的にアプローチするほうが優勢だ。
つまり、理解できなくても、結果を導ける法則さえあればよい。
結果だけわかればいい・・・とするのだ。
こうなると、皆、実証論的になることがわかる。
TVの原理は知らなくても、結果はわかる(TVが映る)ではないか!
ということは、最初に戻ると
森があろうがなかろうが、結果が重要(森が目に映ること)、、となるのだ。

最近の漫画などでもよくあるVR(仮想現実)を考えれば、
あながち森の話も間違ってない、、、、、、とはいえないだろうか。





とはいえ、実在論=「真の姿の探究」という姿勢が私は好きだ。
人間は、「理解したい」「真実を知りたい」という欲求が根源にあり
それこそが科学の原動力なのではないかと考えるからだ。
・・・・・ホーキングも好きなんだけどね。
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宇宙物理・素粒子物理の一般向け書籍を読むために

 2006-11-13
ファインマン図

知り合いがブログを読んで、何冊か買ったらしく
100円ほどアフェリエイトが入った。

金にはまったく困っていないので
次に会ったときに茶でもおごるとして(笑)、
彼が「この本は難しい」と言ったので
一応薦めた手前、最初の一歩について書いてみたりする。

【1】最初に読む本は
あまりに簡単すぎると、
結局その先に2冊目、3冊目と進むとき同じ壁に当たってしまう。
この点で、「ホーキング、宇宙のすべてを語る」は薦められない。
よって最低限の内容は欲しいところであるのだが
しかしながら最初は、それなりに楽しく読めるほうが良かろう。
以前紹介したが「不思議の国のトムキンス」がお勧めできる。



【2】でもホントは、最初にホーキングがいい
難しいが「ホーキング、宇宙を語る」が本当は一番良い。
なぜか・・・・・・・。
この手の本を読むときには、絶対理解しておくべき概念が2つある。
ひとつめは光円錐
ふたつめはファインマン・ダイアグラム(またはファインマン図)だ。

前者は相対論のため、後者は素粒子論のために必要だが
特に理解するために何度も頭を働かせる必要があるため
良い解説をしている書籍が必須なのだ。
(上のリンクはとりあえずです。インターネット上に十分な知見がない例かも知れず)


そして、「ホーキング、宇宙を語る」は、
この2つを理解できるだけの内容があるのだ。
「相対論的宇宙論」が次点だろうか・・・。
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ハッブル 2013年までの延命決定

 2006-11-05
hubble

Hubble Servicing Mission 4ということで
ハッブル宇宙望遠鏡の2013年までの延命が決まりました。
現在、ハッブルのページトップにもハイライトとして掲載中。

数々の業績を残しつつ、不死鳥のように生き続けますね。
もちろん次世代望遠鏡が控えてはいますが、
やはり「ハッブル」の御名は宇宙望遠鏡でも偉大である、というべきか。

あ、そうそう日本語記事も一応ひとつリンクしときます。
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鉄のにおいの正体

 2006-11-03
1-オクテン-3-オン


鉄のにおいは、実は鉄と化学反応した皮膚のにおいだそうな。
なんてナイスな研究だ。

科学って、馬鹿みたいな研究から始まるものにこそ
素晴らしいところがあるんじゃないかと思う。
「実用」も重要だけど、源泉はそこじゃない。

「識ること」「探究すること」は、それだけで人生をかけるほどの価値がある。
だから、純粋に学術興味から研究をするための組織を
税金で維持するというのなら、私は喜んで税金を払います。


それはともかくとして、リンク先のページ(有機化学美術館)は大層面白い。
学生の時に読んでいたら多分大学にちゃんと通ったなと思う。
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